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蒼き鋼のアルペジオ 先行上映会@シネマート新宿

9月21日,22日「蒼き鋼のアルペジオ ―アルス・ノヴァー」の先行上映会がそれぞれ大阪・シネマート心斎橋、東京・シネマート新宿にて開催され、両日とも第1話~第3話までの上映とキャストの興津和幸(千早群像役)、渕上 舞(イオナ役)、山村 響(ハルナ役)によるトークショーが行なわれた。22日シネマート新宿の模様をお届けする。
上映後に登場した3人は「Tridentです!」とポーズを決め、満員の会場を爆笑に包む。メンバーの沼倉愛美の代役を興津が務めた格好だ。司会の鷲崎健から第3話までの感想を聞かれた興津は「大迫力でした。アフレコ時は音が入っていないので、海戦のシーンがどう表現されるのか気になっていましたが完成した映像にビックリしました!」と語る。渕上は「アフレコ時から絵がほとんど完成していたのでだいたいの雰囲気は分かっていたのですが、今日はじめて見たオープニングはスピード感溢れる映像ですごく格好良いし、エンディングは透き通るような落ち着いた雰囲気に感動して、楽屋でワーキャー言っていました(笑)」。山村は「アフレコの時に見ているよりもさらに迫力が増していて、3Dも壮大に描かれていてこのスクリーンで見られた皆さんがすごく羨ましいです」とそれぞれ話す。
自身が演じるキャラクターについての見どころは「群像はイオナと出会ってからの2年で明るく爽やかになりました。今回、過去を演じたシーンを改めて見たら、こんなに暗いヤツだったんだ!? と、自分でビックリしました(笑)」(興津)。「序盤のイオナは人形のように抑揚をあまりつけず淡々と喋る演じ方なのですが、そのなかにもちょっと可愛らしい仕草や言動もあって、その演じ分けが難しいキャラクターだと感じました」(渕上)。「ハルナは人間が発した言葉をデータとして集めているちょっと不思議なメンタルモデルで本人はいたって真面目なんですけど、だんだんとシュールで面白くてツッコミしたくなるようなキャラクターになるので今後のお話をお楽しみに」(山村)
また、山村からは8月に海上自衛隊呉地方隊を訪問した際のようすも語られた。「練習艦せとゆきに乗艦して装備や設備、中のようすを見学させていただき、すごく面白かったです! お天気も”霧”が出てきそうな雰囲気でした。100m以上ある艦ですごく大きかったのですが、ハルナは200m以上あるのでこれより大きいんだと想像が膨らみました。映像も収録したのでどこかでご覧いただけると思います」このほか、キャラホビでのTrident出演のもようを振り返りつつ、会場全体で振付の練習をする和やかな雰囲気に。最後の挨拶で3人はそれぞれ以下のように語った。「今日は3話まで楽しんでいただきましたが、4話からもさらに面白いです! 10月からのオンエアでもたっぷりと楽しんでいただければと思います!」(山村)「本日は劇場での迫力や映像の綺麗さを味わっていただけたと思いますが、オンエアされましたらまた見なおしていただいて、CGでの細かい表現などをじっくり堪能していただけたらと思います」(渕上)
「人間ではないメンタルモデルの女の子たちがどう心を成長させ、人間とコミュニケーションを図っていくかを見守っていただければと思います」(興津)
そしてこのイベントでも興津の発声に合わせ会場全体で「発進!」と掛け声をして締めくくった。イベント後には月刊Newtypeによる来場者アンケートが行なわれていたが、用紙配布の予定枚数よりも多くのファンが並ぶ状況に。作品に対する関心の高さを表した出来事だった。
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